店舗デザインで意識したい導線について

店舗のレイアウトを考える際には、お客様と従業員、どちらにとっても居心地の良い空間をつくるために、動線を意識することが大切です。店舗のコンセプトに合う動線にすると、お客様の滞在時間が伸び、従業員の作業効率が向上し、売上アップにつながります。

店舗の動線は、お客様が店舗を見て回る「客動線」と、従業員が業務を行う「サービス動線」の2つがあります。それぞれのポイントは、以下を参考にしてください。

・客動線…長くゆったりしたつくりにしましょう。サービスを長く体験することで、また来店したいと思ってもらいやすくなります。
・サービス動線…できるだけ短くしましょう。動線が短いと、お客様の注文や質問にすぐ対応できます。業務にかかる時間が短縮したり、店舗全体を見渡せたりとたくさんのメリットがあります。

「動線はそんなに影響があるの?」と疑問に思うかもしれませんが、少しの差で年間利益が大きく変わります。売上を上げるためにも、お客様が十分にサービスを体験できる動線や、従業員がスムーズに動ける動線を考えましょう。

店舗デザインの見積り・料金内訳について

店舗デザインの依頼を検討する場合、「見積り料金の内訳が知りたい」という方が多いでしょう。以下で、料金内訳について解説するので、ぜひご参考ください。

料金内訳は2つの費用に分けられる

店舗デザインにかかる料金は、「設計費用」と「施工費用」の2つがあります。それぞれの詳細は、以下の通りです。

設計費用

設計士と打ち合わせをして、図面やパース画を作成する際にかかる費用のことです。店舗デザインは、設計だけ行う会社と、設計だけではなく施工も行っている会社があり、費用の設定方法が違う場合があります。設計費用の設定方法は以下の2つです。

・坪単価で計算する方法…坪数×単価で費用を算出するので、面積が大きくなるほど費用がかかります。
・全体の工事費の割合で計算する方法…一般的には、総施工費の10~15%程度になるよう設定します。設計から施工まで担当する会社の場合、この方法で費用を算出することが多くあります。

また、修正依頼をするたびに費用がかかることも、抑えておきたいポイントです。

施工費用

施工にかかる費用のことで、建築工事費と設備工事費の2つに分けられます。それぞれの詳細は以下の通りです。

・建築工事費…壁紙や床の貼り替え、造り付け家具の作成、塗装などにかかる費用です。
・設備工事費…電気、ガス、水道の工事や空調工事などにかかる費用です。

空調などの設備が残っている居抜き物件の場合、必要な工事が少なくなるため、施工費用を抑えられます。内装や設備が撤去されたスケルトン物件の場合は、居抜き物件よりも必要な工事が多いため、施工費用が大きくなります。

空家賃などがかかるケースもある

物件を早めに契約することで空家賃が発生し、費用がかかることもあります。また、居抜き物件の既存の設備・内装を利用する場合に支払う造作譲渡料がかかったり、追加工事が必要になって費用がかかったりするケースもあります。

店舗デザインで失敗しないポイント

店舗デザインでは、失敗しないためのポイントを抑えておくことが大切です。以下を参考にしてください。

コンセプトとターゲットを明確にする

店舗でサービスを提供する上で、コンセプトとターゲットが明確であることはとても重要です。コンセプトとターゲットが決まっていないまま店舗デザインを考えてしまうと、例えば「若い人にたくさん来てほしいのに落ち着いた雰囲気の店内にしてしまい、思っていたより客足が伸びない」など、アンバランスな店舗デザインで売上につながらないことがあります。統一感のある魅力的な空間にしてターゲットの満足度を高められるよう、店舗デザインは什器など細かい部分にもこだわりましょう。

また、店舗デザインの依頼をする前に、コンセプトとターゲットを決めておくこともポイントです。事前にきちんと決めておけば、依頼する際の打ち合わせでスムーズに話を進められます。

動線に注意して考える

おしゃれな店舗にするために、動きやすさを考えず理想を詰め込んでデザインした結果、従業員が動きにくくて回転率が悪いという失敗につながることがあります。見た目ばかりにこだわるのではなく、「集客力アップは見込めるのか」「従業員が動きやすく、使い勝手が良いか」ということに注意して、適切な動線を考えましょう。

良い依頼先を見つける

「見積り料金の安さだけで選んだ」「特にこだわりなく依頼した」などの理由で店舗デザインの依頼先を決めるのは避けましょう。この場合、「発注後、思っていたよりも費用がかかった」「理想の店舗デザインにならなかった」「連絡がスムーズに取れず、引き渡しまでのスケジュールが大きく変わった」など、思わぬ失敗が起こることがあるためです。依頼先を選ぶ際には、ホームページなどで施工事例を確認し、どのような実績があるのかチェックしてみましょう。また、打ち合わせや見積りの内容に納得できるのか、信頼できる会社なのかを見極めてから依頼すると失敗を避けられます。

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